『都市の低炭素化の促進に関する法律』というのが12月4日に施行されています。

これは、住宅に関して言えば、今までの新省エネ基準最高ランク4等級の建物より
さらに-10%の一次エネルギーの消費を抑えた物に認定をあたえ、

個人の所得税,住民税を優遇しますよというもの。
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具体的には

現在の省エネ基準4等級をクリアして

さらに

エネルギー一次消費量-10の計算を行い

さらに

8つの項目のうち2つを採用しなさいというものです。

8つの項目とは
①木造である事
②節水機器の設置
③雨水などの利用設備の設置
④HEMSの設置
⑤再生可能エネルギー利用設備と蓄電池の設置
⑥壁面緑化等、一定のヒートアイランド対策
⑦劣化軽減措置(劣化等級3)
⑧主要な構造への高炉セメントなどの利用

とあります。

木造で建てるのであれば①はクリア

そして一番カンタンなのは
③の雨水利用設備の設置

これは雨水をためる為のタンク(7万円位)を置けばいいですね。

その次は
④のHEMSの設置

HEMSとは

ヘムス:HEMS(Home Energy Management System)
のことで
HAN(Home Area Network)と連動し家庭内のエネルギー管理をするためのシステムです。HEMS(ヘムス)により電力の使用を効率化でき、節電やCO2削減に役立ちます。HEMS(ヘムス)とはエコロジーと居住快適性を実現するための技術です。

つまり、エネルギー(電気,ガス,水道)などの仕様状況と発電状況を『見える化』して無駄をなくすメーターのようなものです。

現在,HEMSの設置には10万円の補助金がでるので
これが2番目にやりやすいのではと思います。


さて、
『低炭素化認定住宅』ですが
その1番最初にクリアするべきである

『次世代省エネ基準(平成11年、1999年)』をクリアしなければいけません。

そして、この基準は少し変化しますが、基本の外皮性能は同じく
省エネルギー対策等級4となるようですが

これがなんと2020年に(つまり後7年後に)
すべての新建築物に適合を義務づけするということです。

後7年です。

つまりこれはどういう事かといえば
今から新築の住宅を建てるのであれな

省エネ基準をクリアしていなければ
7年後には,あなたの家は

『違反建築』になってしまうのです。

違反建築となれば

不動産鑑定士はどのようにあなたの家を評価するのでしょう?
不動産屋さんはどのように評価しますか?

あなたの家を買おうとする人はいますか?


つまり、あなたが1千万円、2千万円出した『家』が『タダ』になってしまう可能性があります。

その家にローンを払い続けることに抵抗は感じませんか?

今から家づくりするなら
省エネルギー対策等級4である家を建ててください。


さらに、その家ならば
毎月の光熱費が平均3500円(4LDK35坪、年間37000円)という
OBさんも居られます。

そのOBさんは太陽光発電を3、5Kwのせたら
毎月30000円の収入があり
差し引き26500円(平均)の黒字だそうです。

26500円といえばローンで800万円の返済をしているのとほぼ同じ

2000万円の家を1200万円で買ったのとおなじですね。

つまり、省エネ対策等級4の家は
ゼロエネルギー住宅であり、800万円安いのと同じでありさらに
資産価値も落ちないという素晴らしい家になります。


これから家づくりするなら、省エネ対策等級4と言ってくださいね。


:追伸:当社では低炭素化認定住宅を坪単価45万円(消費税、諸費用込み)35坪1575万円で提供する、商品『フリーデザイン、コミコミ45』を発表します。

今月の見学会場でプレス発表会を行いますので
ぜひ遊びに来てくださいね。

それでは、笹川

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