国土交通省は28日、住宅設備大手・トステム(東京都江東区)のアルミ合金製防火サッシが建築基準法に基づく耐火基準を満たしていなかったとして、平成15年10月~今年1月に全国で販売した同社のサッシ約1万点について、改修などの対策を取るよう指示したと発表した。
サッシは社団法人「カーテンウォール・防火開口部協会」が国から基準認定を取得し、トステムが「シンフォニー」の商品名で販売していた。国交省が防火性能のサンプル調査を行ったところ、基準では加熱しても20分間は窓ガラスが落ちない構造にすべきところを、実際には8分50秒~12分15秒で脱落したという。
昨年10月には三協立山アルミ(富山県高岡市)が販売していた防火サッシでも同様の耐火性能不足が発覚しており、国交省は同協会の審査が不十分だったとみて、他社の製品でも同様の事例がないか調査するよう同協会に指示した。
トステム広報宣伝部は「国の認定を受けた仕様に基づき適切に販売していたと認識しており、指摘を受ける事態は全く想定していなかった」とコメントしている。
サッシは社団法人「カーテンウォール・防火開口部協会」が国から基準認定を取得し、トステムが「シンフォニー」の商品名で販売していた。国交省が防火性能のサンプル調査を行ったところ、基準では加熱しても20分間は窓ガラスが落ちない構造にすべきところを、実際には8分50秒~12分15秒で脱落したという。
昨年10月には三協立山アルミ(富山県高岡市)が販売していた防火サッシでも同様の耐火性能不足が発覚しており、国交省は同協会の審査が不十分だったとみて、他社の製品でも同様の事例がないか調査するよう同協会に指示した。
トステム広報宣伝部は「国の認定を受けた仕様に基づき適切に販売していたと認識しており、指摘を受ける事態は全く想定していなかった」とコメントしている。
と、本日付け各社新聞でほぼ同じ内容で発表されています。
あさ、お客様から電話があり、新聞見たところ、
当社がとっている朝日新聞にもほぼ同じ内容で記事がありました。
この件について、当社、搬入店に問い合わせしたころ
月曜日にご説明に伺いますとのことです。
対応その他の方針を持ってくると思います。
ただ、ここで皆さんに知っておいていただきたいのは
朝日新聞の記事がまだまともだった点です
それは何かと言えば
『都市部において』という記述があるのは朝日新聞だけでした。
この都市部という表現もどうかと思いますが
都市部つまり、建築密集地域は
建築基準法、都市計画法上、火災に対する備えをより強固にしなさいという地域です。(当たり前ですね、もし火災が発生すると近隣との距離がかなり近く延焼の恐れが相当あります。)
法律上いえば
火災に対する備えとして地域区分があるということです。
防火地域
準防火地域
その他(無指定、22条地域)というものがあります。
窓にも
神社、仏閣などにいけば
今でも新築で木製のサッシが納入されます。
また、近年では
断熱効果と結露対策として
オール樹脂サッシが海外から入ってきました。
しかし、これらのサッシは
都心部である
防火地域、準防火地域では
基本使ってはダメですよという法律です。
つまり、防火地域、準防火地域では
通常のサッシに求められる性能に付加して
防火性能が求められるという事です。
もちろん、今回、トステムが防火性能に満たなかったという点は
よろしくない点ですが
防火地域、準防火地域以外では
問題ないという事をご理解のうえご安心ください。
しかしながら、製造メーカーとしてのトステムの責任はあるとおもいますので
我々、製品利用者や、消費者は
メーカー発表の数値を信じて
商品造りしていますし、
消費者は我々の選択を信じてくださっています。
この信頼の崩壊に対する責任はあると思いますので
今後のメーカーの動向や、対応に注意を持って
あたらせていただきます。
なお、この件について
新しい情報が入り次第
該当のお客様には連絡させていただきます。
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